Weekly report

週報

会長の時間

2024.02.06

会長の時間

皆様こんにちは。先週の水曜日、木曜日はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯Japan-sea Polar airmass Convergence Zone)の影響で日本海側、琵琶湖周辺では、雪の影響で交通機関にかなり影響を来しましたが、皆様のお仕事では問題なかったでしょうか?さて、先週の火曜日は、職業奉仕月間という事で卓話から情報集会まで、森脇職業奉仕委員長お疲れ様でした。内容はともかく森脇職業奉仕委員長自身の気付きの機会となり大変良かったのではないでしょうか・・・、いろんな役職を経て新しい気付きの機会となると思いますので、若い皆様は、是非とも色んな役職を経験して頂きたいなと思います。


話は変わりますが、今年の7月には新紙幣が発行されます。1984年から使われていた1万円は福沢諭吉から渋沢栄一、5千円札は樋口一葉から津田梅子、千円札は野口英世から北里柴三郎に変わります。その中でも、新1万円札の渋沢栄一は、第一国立銀行(現みずほ銀行)をはじめ約500もの企業の設立に関わった「日本の資本主義の父」と称される人物です。主な著書には「論語と算盤」があります。


「論語」は、中国春秋時代の思想家だった孔子と弟子の会話を記したもので、孔子の名言集といってもいいでしょう。人としての物事の考え方や道徳などについて述べているもので、聞けば知っている言葉がいくつもあると思います。例えば、「温故而知新、可以為師矣」」(故きを温めて新しきを知らば、以って師となるべし)という記述があります。 これは「古くから伝わる教えを大切にして、新しい知識を得ることが重要である。 そうすれば人にものを教えることができる師になれるだろう。」でよく知られていると思います。いわゆる「温故知新」


一方、「算盤」は商売のことを指しています。そもそも商売は、他のライバルを出し抜いたり、さまざまな駆け引きが行われたりする、まさに「生き馬の目を抜く」世界ですが、だからといって何をしてもいいというわけではありません。渋沢栄一は、『論語と算盤』を通じて、「道義を伴った利益を追求しなさい」と言ったのです。それと同時に、「公益を大事にせよ」とも言っています。その著書の中で、


「富をなす根源は何かといえば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができない」とあります。現代の会社経営にも通じる考え方だと思います。まさに、ロータリーの職業奉仕の理念であると思います。以上、会長の時間を終わります


それでは、本日も“笑顔で和気藹々”でよろしくお願いいたします。


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