Weekly report

週報

卓話

2024.01.23

年男卓話

年男卓話           藤本 和俊 会員


新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。辰年の年男の卓話も今回で3回目を迎えました。振返れば、平成7年8月1日に谷中宗貴会員のお父様から大東市民会館に昼頃来てくれという連絡が入り、なんと着くなりいきなり大東ロータリーの入会式。全く内容も知らずに、無茶苦茶な話です。しかし当時はルールには非常に厳格で、欠席した翌週には出席委員長から「君、メーキャップは?」と厳しく指導されました。何せ大東は100%出席が当たり前の時代でありましたから。半面例会が始まると各テーブルでの会員同士の私語が喧しく、SAAから幾度となく「お静かにして下さい」と注意がはいりますがお構いなし。ルールは厳格だが、自分勝手な集団と映りました、それからはや29年が経ち、今は素晴らしい例会運営だと思います。話は変わりますが、まだまだ若いと思っていても70歳を超えると更に年齢を感じるようになりました。周りを見ると似たような年齢なのに若々しい人もいます。そこである本に老けない人が日々心掛けている習慣についてこのように書いてありました。少し紹介させて頂きます。「もう歳だから」を口癖にしていると、たとえそれが本心ではなかったとしても、無意識のうちに高齢者っぽい行動を取るようになる可能性があります。その他にも「若くない」「疲れた」「しんどい」「もう嫌だ」とその言葉のイメージに行動が引っ張られてどんどん老けていく可能性が大きい。皆さんもこのような言葉使ってはいませんか?これをプライミング効果といいます。そこでオレはまだまだ若いと言ってください酒好きに悲報です長年大量に飲酒すると脳が萎縮し、認知症につながる要因になり、更にアルコールには糖化を進行させ、血管が弱り、皮膚がたるんでいくということが分かってきました。そこで適度なお酒の量、厚生労働省によるとビールなら中瓶一本、日本酒なら一合、ウイスキーならダブル一杯を進めます。皆さんこれで大丈夫でしょうか。朝の洗顔の目的は睡眠中に分泌された余分な皮脂を取り除くことです。水だけで洗う人は少しずつですが、老け顔の度合いが進みますので、洗顔石鹸でソフトに洗い流すことが大事です。まだまだ有りますが、私自身今年は、老けない防止の良い習慣の何項目かを実践して、年齢より10歳若い体と見た目を手に入れる一年に挑戦していきます。


年男卓話        空門 満也 会長エレクト


あけましておめでとうございます。本日は年男の卓話ということですのでお話をさせていただきます。年男ということなので今年の干支について少し調べて参りました。干支というのは 中国の古い思想である「陰陽五行思想」を基にした、十干と十二支で60年で1周する暦のことだということです。この暦は、長い時の流れの中で、天体の動き、四季の移り変わり、自然現象、農耕、行事、植物や人を含む動物の生死などを記録し体系化したものということです。世の中の循環の理を知り未来に備えるためのものということです。2024年である今年はその暦でいうと「甲辰(きのえ・たつ)」になるそうです。甲は十干でいうと1番最初になります。生命の循環でいえば最初に位置しているので誕生を意味しているようです。他には急成長、寛大、発展を表しているとのことです。辰は十二支でいうと5番目です。草木の成長が一段落して、整った状態を表しているようです。「甲辰(きのえ・たつ)」の年は、春の暖かい日差しが大地すべてのものに平等に降り注ぎ、急速な成長と変化を誘う年ということで、非常に良い年になるようです。ただし、陰の部分にも光が当たるので秘事が白日に晒されるということもあるということで、人知れず頑張ってきたことや、自分でも気が付かなかった意外な才能が一気に開花するということです。ちなみに前回の「甲辰(きのえ・たつ)」の年は1964年 昭和39年になりますがその年は何があったか調べてみました。1.海外旅行の自由化 2.プロ野球 南海の村上雅則氏が日本人初のメジャーリーガーになる。3.小判騒動 4.太平洋横断ケーブル開通 5.東海道新幹線開業                                   6.日本武道館開館 7.東京オリンピック


良い出来事ばかり抜粋しましたが、小判騒動は別にして、どれも歴史的な出来事が多いように感じます。 今年もこの年と同じ「甲辰(きのえ・たつ)」です。きっと良いことがあるんではないかと期待しております。                           ちなみにわたくしもこの年に生まれました。いわゆる還暦です。還暦というと60年の人生経験を経て深みのある人間に成長しているものだと、ずっと思ってまいりました。しかしながらそこに到達を目前にして、全然成長が足りておらないと実感しております。そのような私ですが、本年7月より当クラブの会長を務めさせていただくことになっております。「甲辰(きのえ・たつ)」は急速な成長と変化を誘う年ということですので、それを信じて精進してまいりたいと思います。春の暖かい日差しのような会員の皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げまして年男の卓話とさせていただきます。


年男卓話    小川 芳男会員

漢方の分野で龍は方位の守護神としての四神(玄武・青龍・朱雀・白虎)のひとつとして青龍があり東を司る神としてその名前を使っています。青龍だけが大小の字を冠して二つの漢方薬を用意し急性熱性

症候群の初期の薬として存在します。方位としての龍は東なのですが、時間の流れの中では春を表し病状の流れの中では初期を表します。漢方薬の構成生薬として、竜骨・竜胆がありますが、竜骨は、桂枝加竜骨

牡蛎湯・柴胡加竜骨牡蛎湯・竜骨湯があり精神的に疲労感を持った症状に配されています。竜骨そのものは動物の骨の化石で牡蠣の貝殻である牡蠣とあわせて使われます。竜胆は、竜胆瀉肝湯がありこの竜胆は

リンドウの根茎を用いますが、なぜ竜の字を冠したのかは解りません。


年男卓話     岸沢 重和会員

新年あけましておめでとうございます。1976年の辰年生まれの岸沢です。1976年に私は東大阪市善根寺町に生まれました。わが町には春日神社という神社がございます。実は日本最初の春日神社と言われております。今も宮座という伝統が残っておりまして、毎年還暦を迎えるものが中心となり10月くらいから収穫に感謝するお酒造りを行うという行事です。大阪で唯一どぶろく製造の免許があるそうでその昔は裏山の龍の口という湧水地から水を汲んでお酒を作ったそうです。若い頃には想像もできませんでしたが干支がもう一巡しますと私も宮座を迎えお酒造りをすることを考えますと時間があっという間に過ぎていくなと感じます。折角このような機会を頂きましたので過去の辰年に起こったことを少し調べてみました。今から12年前の2012年の出来事です。京都大学の山中伸弥(しんや)氏が、成熟した細胞を多能性幹細胞(iPS細胞)へと初期化できることを発見しました。この発見は、再生医療の分野に革命をもたらす画期的な成果として、2012年12月にノーベル生理学・医学賞を受賞されました。24年前の2000年:2000年9月15日から10月1日までの17日間、シドニー五輪が開催されました。女子としては史上初の金メダルを獲得した女子マラソンの高橋尚子や、日本女子柔道史上初の金メダルを獲得した田村亮子などの活躍で当時過去最多の18個のメダルを獲得しました。36年前の1988年の出来事です。1988年3月13日、世界最長の全長53.85kmの青函トンネルが開通しました。開通までに1400万人を超える作業員が携わり、工事期間は約24年間にも及びました。これは、日本の土木史上空前のスケールを誇る仕事でした。


努力した成果が実を結ぶような出来事が多く起こっています。甲辰年(きのえたつどし)は「成功の芽が成長し、姿を整えていく」と言われるそうです。今年は年始早々に地震や事故が続きましたが、日経平均株価は連日上昇し相場格言では辰巳天井と言われ竜が天に上るように株価が上昇し、天井とつける縁起のよい年と言われているそうです。少し話は変わりますが、私は携帯電話のスケジュール管理よりも好んで手書きの手帳を使っています。アナログですが予定が完了すると消し込むという作業で達成感を感じることができ私に合ったスケジュール管理です。この手帳毎年1冊購入して1年使うわけなのですが年初に必ず手帳の1ページ目に今年の目標や気に入った言葉を書くことにしています。


昨年は点滴穿石(てんてきせんせき)という言葉を書き込みました。点滴穿石(てんてきせんせき)とは小さな水滴でも長く落ち続ければ石に穴を開けることができるという意味があります。今年は何を書き込もうか昨年の大晦日あたりから色々調べてみまして「うまく使えば、時間はいつも十分にある」ドイツのゲーテの言葉を手帳に記しました。最近やたら1年が早く感じるようになったので時間を大事に使いたいと思ったからです。1年が早く感じることを「ジャネーの法則」といいます。 この法則は「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」というものです。 解りやすくいうと、5歳の子どもの1年は人生のなかで1/5です。40歳を迎えると1/40となり、歳を取るにつれて自分の人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎると感じるそうです。正に光陰矢の如しです。今年も諸先輩方のご指導を頂きながら1日1日を大切に仕事、家庭、ロータリーに励んでいきたいと思います。今年も宜しくお願い致します。


 


 


メンバー専用ページはこちらRead More