卓話
2023.07.11
新年度の方針発表
『笑顔で和気藹々~Daito Rotary’s Well-Being~』
会長 東村 正剛
「ロータリーの目的」とは、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、
これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、
社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること
第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、
親善、平和を推進すること
(RI定款第4条標準ロータリークラブ定款第5条)
これらの精神のもと創立から55年間もの長きに渡り、会員相互で切磋琢磨しながら、先輩諸兄が脈々と受け継いで
こられました大東ロータリークラブの伝統と歴史に誇りを持つとともに、今一度「ロータリーの目的」をメンバー全員で
再認識し、意識を共有し、クラブ長期ビジョンとして掲げたテーマ「持続可能な魅力あるクラブを目指して」を念頭におき、
次代へ繋いでいく為の大事な一年としていきたいと思います。
さて、本年度 RI会長ゴードンRマッキナリー氏は「世界に希望を生み出そう!」をテーマに掲げられ、継続と変化について
フォーカスされ、その具体的な施策として、平和の推進とメンタルヘルスへの取り組みを挙げておられます。
そして具体的には主に以下のようなことを言われています。
●ローターアクトクラブとの全面的な連携
●入会1年以内に退会する新会員を減らす
●DEI(多様性・公平さ・インクルージョン)の促進
●「ポリオの根絶」の実現
●平和に主眼を置きロシアが始めた残忍な戦争に直面するウクライナの人々の為に
過去一年間弱にロータリーが行ってきた支援活動・人道支援を継続
●バーチャルな国際交流を導入
●新型コロナウィルス流行の結果として、若年層へのメンタルヘルスへの助けを求める
また、継続と革新の理想的なバランスについて「ロータリーは、平和、機会、生きる価値ある未来の土台を築いています。
私たちが得意とすることを継続すると同時に、変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中に平和を築くことに
力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができます」と言われています。
また、本年度2660地区ガバナー延原健二氏は、RI会長の方針を受け
地区ビジョンを以下の様に挙げておられます。
●持続可能な良い変化を生むために、多様性を重んじ、あらゆる側面で公平さを促進し、
異なる考え方や価値観をもつ人々による貢献を大切にし、
DEI「多様性・公平さ・インクルージョン」を実現します。
●RIテーマを理解し、地域の特性にあった活動を通じて、それぞれが
「魅力のある・元気ある・個性ある」クラブになる事を目指します。
●ロータリーの原点である親睦と奉仕を根幹とし、世界および地域社会で
よい変化を生み出します。
●世界の未来を担う青少年の活動を支援し、若きリーダーの育成に努めます。
これらRI会長、ガバナーの方針をうけ、本年度大東ロータリークラブでは、スローガンを
「笑顔で和気藹々~Daito Rotary’s Well-Being~」と掲げさせていただき、一年間取り組んでいきたいと思います。
コロナによって失われた3年間は、親睦を根幹とするロータリークラブにとって非常に厳しい環境下でありました。
これにより、例会や事業の機会が失われ、どのクラブでも会員増強が喫緊の課題の中、会員減少という最大の問題に直面しました。
会員減少に何とか歯止めをかけ、コロナ禍前の状況に戻し、例会や事業を継続して行い、減少した会員を数年前からの目標である
会員数55人に増強することが、本年度の最大のミッションであると認識しています。その為には、笑顔が溢れる、楽しい例会を目指し
、また楽しいだけでなく、卓話を聞いて新しい情報をアップデートできる機会やロータリーの基本を再認識出来る機会にしていただき、
例会に来て良かったなぁと思える例会運営を心掛けていきたいと思います。
また、昨年度準会員制度を策定し、若い世代や女性にも入会していただき易い環境整備をさせていただきました。もちろん、正会員で
入会して頂く事が大前提ではありますが、様々な状況を鑑み、臨機応変に対応していきたいと思います。
また、メンバーがロータリーライフを心から楽しんでいただける土壌が大事だと考えますので、親睦活動委員会のメンバーを中心に、
和気藹々とした雰囲気づくりを行うだけでなく、親睦会や情報集会を積極的に開催していく予定です。そして、ゴルフ同好会、グルメ同好会、
モーターサイクル同好会等の同好会活動についても、積極的に活動していただき、それらをSNSやHPを駆使し積極的に広報し、大東ロー
タリークラブに興味を持って頂ける空気感を養って行きたいと思います。
各事業についても、これまで大東ロータリークラブは様々な事業を行い、沢山の団体・組織様に奉仕を継続してきました。継続事業については、
RI会長が言われてるように、継続していき、大東ロータリークラブのブランディング向上を更に強化していきたいと思います。
そして、本年度RI会長は、重点施策の一つとして若者へのメンタルヘルスを挙げており、これを受けた2660地区延原健二ガバナーも当地の
補助金事業の重点施策として「コロナ禍で傷ついた若者への支援」を掲げています。これを受けて、本年度として新たに、コロナ禍において
不登校になっている大東市内の小・中学生にフォーカスを当て、社会奉仕委員会を軸として地区補助金を利用した事業計画を検討していただきます。
2660地区からの要望で、2025年4月から開催される「大阪・関西万博」について各ロータリークラブへ協力依頼があると思われますので、
その折は、ご協力の程よろしくお願い致します。
本年度のスローガンは「笑顔で和気藹々~Daito Rotary’s Well-Being~」ですが、
その基本的なテーマは、“笑顔・楽しく・幸福”となります。
笑顔は自分も周りの人も幸せにし、それにより人は皆幸せになれると思います。
笑顔には様々な効果があると言われていますが、様々なプラス要因があります。
心と心が通じ合い、和やかな気分が周囲に満ち溢れて、
幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態(Well-Being)になればという、
思いを込めました。
会員一人一人の心の健康と幸福な環境が整えば、モチベーションが上がり、ひいてはロータリーの組織力が上がります、
組織力が上がれば、自ずと会員の増強に繋がるという好循環が生まれます、そんな空気感を是非とも作れるよう心がけて参ります。
間幹事の気配り、目配りと共に、私自身熱意を込め、至誠惻怛(しせいそくだつ)の気持ちで一年間、会長職として責任を全うしたいと思います。
何卒、会員の皆様、理事役員の皆様のご指導ご鞭撻、深いご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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幹事 間 紀 夫
本年度、東村会長は、「笑顔で和気藹々~Daito Rotary’s Well-Being~」とのスローガンを掲げられました。
幸せであるから笑顔が素敵になるのではなく、笑顔が素敵であるから幸せになるのだと言う人がいます。
「笑う門には福来る」ということわざがあるように、いつも笑顔でいることにより幸せを呼び込んでいるのではないでしょうか。
本年度は、新型コロナの5類移行に伴い、いよいよ全面的にロータリークラブとしての活動が戻ってまいります。
例会やクラブ事業において、いつも素敵な笑顔でいることができれば、色々な幸せが舞い込み、ひいては、それが
大東ロータリークラブの発展に繋がるものと考えます。
この一年間が、会員の皆様にとって笑顔溢れる一年間となりますよう「和気藹々」を合言葉として、東村会長の
スローガンである「笑顔で和気藹々~Daito Rotary’s Well-Being~」を目指し、微力ながらクラブ運営に邁進
してまいりたいと思います。
幹事として未熟な点多々あろうかと思いますが、会員皆様のご理解・ご協力をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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職業奉仕委員会 委員長 森脇 克弥
職業奉仕とはロータリーの原点であり、すべての奉仕活動の源であります。また、職業奉仕とはロータリーの目的の第2項に
書かれている『職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータ
リアン各自の職業を高潔なものにすること』を土台とされており、私たちロータリアンが最も実践すべき務めであると考えます。
今年度、東村会長の掲げられましたクラブ運営方針「笑顔で和気藹々~Daito Rotary’s Well-Being」を念頭に、我々ロータリ
アンが日々の職業活動を通じ、地域や社会に貢献する一助となれるよう活動して参りたいと存じます。
会員の皆様には、ご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
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クラブ奉仕委員会 委員長 佐藤 多加志
RIでは、クラブ奉仕の責務として「会員同士の関係をはぐくみ、積極的な会員増強計画を実行して、活気あるクラブづくりを行う
ことです。」と定義付けられています。
会員数が減少している昨今、基本は上記の「会員同士の関係を育み」だと考えます。
本年度、東村会長は“笑顔 ・楽しく・幸福 ”を基本テーマとされ、内からみなぎる笑顔と幸せ これらが外に対して魅力を伝播する。
これが、相乗効果として会員減少の歯止めと増強拡大の最も有能な道標と確信しています。例会・事業・親睦でクラブコミュニティー
が何時も、何処でも、誰とでも「笑顔で和気藹々」理想でなく、現実に 微力ではありますが、クラブの活性化の一助となるべく責務
を遂行していく所存です。本年度も会員皆様のご協力を賜りますようお願いいたします。
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社会奉仕委員会 委員長 岡井 康弘
本年度、社会奉仕委員長を担当させていただきます岡井です。新型コロナも
5月8日からインフルエンザと同じく感染症5類相当となり社会全体の活動が活発になってくることでしょう。「社会奉仕」として
ロータリアンが自分たちの地域社会の質を向上させるための活動としたいと思います。ロータリーを頼りにする若年者、障害者その
他の人々のより良い社会づくりに「和気藹々」と貢献してまいりたいと思います。
今年度もこれまでの社会奉仕委員長が発展させてきた地域の人々の暮らしを豊かに、そしてよりよい社会の意思を継続させていかな
ければと考えております。会員皆様方におかれましても、事業へのご協力をお願い申し上げます。
一年間、何卒宜しくお願い申し上げます。