卓話
2025.01.14
前期を省みて
卓話発表者:会長・幹事・五大奉仕委員長
会長 空門 満也
改めましてこんにちは。「前期を省みて」という事でこの思い起こしてみますと、昨年の12月5日の第一回理事予定者会議から始まったのだなと感じております。そこから考えると早一年が過ぎました。本年3月16日シティプラザ大阪にて開催されました2024-25年度の会長エレクトセミナーにおきまして、2024-25年度RI会長ステファニーA.アーチック氏より会長テーマ「THA MAGIC OF ROTARY:ロータリーのマジック」が掲げられました。そしてステファニーA.アーチックRI会長はロータリーの行動計画を推進し、継続と変化のバランスを取り、平和のために活動するよう会員に促しました。ロータリーの使命は、職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人びとに奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することです。それを受けまして、私は「信頼・尊敬・思いやり」温かい心で優しい風を吹かせよう!とスローガンを掲げさせていただきました。ロータリーの使命を果たすためには、クラブ自体が温かい空気に包まれた環境が大事だと考えたからです。皆さんのおかげをもって、現在、例会においても、各事業においても微笑ましい、優しい空気の中、進んできていると思います。本当に温かい会員が集まった素晴らしいクラブです。誠にありがとうございます。
さて7月からを振り返ってみますと、初めての例会では、開会点鐘のゴングを失敗し、非常に締まりのないスタートとなってしまいましたことをまずはお詫び申し上げます。活動としては7月4日大東市立子ども発達支援センターの夏祭りへの訪問から始まりました。そして7月7日KKRホテル大阪にてのロータリー米山記念奨学生学友会2024~25年度総会及び新規奨学生歓迎会へ参加し、1952年に事業が始まって以来、現在は民間奨学金としては国内最大となっているという事で70年以上続く素晴らしい事業であることを再確認いたしました。岡井米山奨学委員長、田川カウンセラーには 米山奨学生のグエンティマイさんのサポート誠にありがとうございます。
また毎年恒例の大阪桐蔭中学高等学校インターアクトクラブ例会におきましては、ロータリーの歴史から、奉仕と自己の成長について卓話をさせていただきました。非常に多くのインターアクターが聞いている中、緊張もありましたが、自身もインターアクト委員長を経験したこともあり、また会員の皆さんからも温かく見守っていただいていることもあり不思議な安堵の中で卓話をさせていただきました。また8月1日より5年ぶりにインターアクトクラブ海外研修が開催されました。残念ながら私は参加できませんでしたが、プログラムが成功裏に終了、帰国されましたことは何よりでございます。また10月の、END POLIO NOW FES+フレッシュロータリアン研修交流会では2660地区ローターアクト主催であるEND POLIO NOW FESで、インターアクトクラブをはじめ多くのロータリーファミリーが参加されロータリークラブの繋がりを実感しました。2024-25年度インターアクトクラブ年次大会も開催され当クラブ提唱の大阪桐蔭中学高等学校がホストを務めました。私も歓迎のご挨拶をさせていただきましたが、それにしては少し長かったと反省しております。インターアクトクラブの活動におきまして、佐藤多加志地区インターアクト委員長、樋口クラブインターアクト委員長をはじめとした参加いただいた会員の皆様方、本当にご苦労様でした。
青少年奉仕の方では9月8日より23日まで開催されました第45回大東ロータリークラブ旗争奪軟式少年野球大会では40年程振りにボールを握り始球式を行いました。 中野隆二幹事には私の年齢60を背番号にしたユニフォームをプレゼントしていただき、本当に感謝申し上げます。またそのユニフォームを着ていながらの大暴投、本当に恥ずかしい限りです。キャッチャーミットに収める事の難しさを痛感致しました。決勝戦の寺川ブラックス対オール住道の試合は先取点をあげた寺川ブラックスをオール住道が追うという本当に素晴らしい試合でした。
11月に開催されました第19回大東市小中学生弁論大会では大東ロータリークラブ会長賞はどちらも優しさと、感謝の気持ちの大切さが伝わり、暖かな気持ちになれました2作品を選出させていただきました。谷中青少年奉仕委員長ご苦労様でした。
2024-25年度秋のRYLA開講式では初めて参加させていただきました。今年は樋本会員のご子息と、米山奨学生のグエンティマイさんを含む70名の受講生が参加されました。インターアクター、ローターアクター、米山奨学生だけではなく一般の14~30歳の若い世代の青少年も一堂に会しており、このプログラムを通じて多くの学びがあり、成長されるのだと思うと素晴らしいプログラムであると感じました。
8月に開催されましたクラブ奉仕情報集会では会員増強からクラブのありかたについて議論されました。中クラブ奉仕委員長ありがとうございました。
社会奉仕におきましては9月20日の秋の交通安全運動では、多数の会員様に早朝よりご参加いただきました。誠にありがとうございました。また11月の夜間例会及び情報集会では財団のお金の流れや寄付について学ばせていただきました。中崎社会奉仕委員長、ご苦労様でした。
10月1~2日の秋の家族会IN札幌ではご家族の方が主役でありますが、私自身も忘れられぬ家族会となり、やはりみんな揃って出かける楽しさを実感させていただきました。野球にあまり興味のない人でもエスコンフィールドは堪能できましたし、テレビなどで試合がこの球場であると感慨深く観戦することができるようになりました。12月3日のクリスマス家族会でも非常に和気藹々とした雰囲気のなかで素晴らしいエンタメとおいしい食事を用意していただき本当に優しい空気の中で温かい時間を過ごすことが出来たと思います。どちらの家族会も企画運営頂きました生駒親睦委員長をはじめ親睦活動委員会の皆様には誠にありがとうございました。またご参加いただいた会員の皆様、ご夫人、ご家族の皆様には心より感謝申し上げます。
11月16~17日はWCS事業「能登の子供たちに笑顔を」では、子供たちの明るい嬉しそうな笑顔を見るとこちらが元気を頂いた気がしました。と同時に能登の復興はまだまだであることを忘れてはいけないと感じました。WCS事業について森脇国際奉仕委員長、大変ご苦労様でした。また11月23日はキラリエホールにて開催されました『薬物乱用防止対話集会in大東市パートIII』へ参加して参りました。寄り添うことやの否定をしない言葉、安心できる場所の大切さについて考えさせられました。 11月29~30日とリーガロイヤルホテル大阪及び大阪国際会議場におきまして2024-25年度2660地区大会が開催されました。分科会での講演、晩餐会での歌の美声と美食の堪能、また2660地区ロータリアン同士の懇親など非常に有意義な時間を過ごせました。本会議の石川勝氏の基調講演では55年ぶりの大阪国際万博が楽しくなるような話が聞けました。
また同好会におきましては谷中ゴルフ同好会キャプテンには毎回配慮いただいたゴルフ場選びから、その後の親睦会まで、本当にありがとうございます。非常に楽しい時間をみんなが過ごせていると実感いたしております。また東村グルメ同好会キャプテンにも、本当に素晴らしい設営をしていただき、また私の還暦のお祝いまでしていただき、感謝に堪えません。本当にありがとうございます。また例会におきましても森田SAAには例会の進行を、広報委員会の岸沢会員には不慣れながらも懸命にSNSを活用した広報活動を、ニコニコ箱におきましては中野剛会員には皆さんの相談に回答いただき、また樋本会員には軽快なタクト裁きを、ありがとうございます。
また、至らない会長である私を支えていただいている中野隆二幹事にも心より感謝申し上げます。
その他にも燦燦会をはじめ、大阪東RC親子会(仮名)であったり、大阪城南RC例会への出席であったり、また大阪くずはRC50周年式典への参加であったり大阪朋友ロータリークラブの認証伝達式であったり、対外的な親睦もさせて頂いたことは非常に新鮮で刺激もありました。こうした沢山の出来事がありました。皆さんのお力添えによって、温かい空気の中ここまで来させていただきました。有難うございました。 年が明けても、まだ本年度の後半があります。年が明けてからも、次年度も、これから先もお力添えをいただきます様お願い申し上げます。 最後に皆様がよい新年を迎えられます様祈念しまして「前期を省みて」といたします。
幹事 中野 隆二
本年度、幹事を仰せつかり上半期最後の例会となりました。本年度がスタートし本日に至るまで、会運営では様々な出来事があるなか、役職を全うし各事業を進めていく上で、会員の皆様には多大なるご理解並びにご協力を頂いておりますことに心より感謝を申し上げます。そして、先週のクリスマス家族会は、多くの会員の皆様とご家族にご参加いただき上半期を締めくくる、そして空門会長の「信頼・尊敬・思いやり」温かい心で優しい風を吹かせよう!のスローガンにふさわしい最高のクリスマス会だったのではないかと思っております。また生駒親睦委員長はじめ、親睦活動委員会の皆様、そしてご参加いただきました会員の皆様、誠に有難うございました。
本年度も、この半年の間に予定されておりました各委員長の事業も無事に実施することができました。また幹事として会長の方針に従い、会長と一体となってクラブの運営を推進し、クラブの状況を把握して、クラブの効果的な運営を支え、与えられた具体的な任務と、クラブ運営をスムーズに進めることが幹事に課せられた役割であります。下半期は大阪関西万博への参加、春の家族会、各奉仕委員長によります情報集会などの事業・グルメ同好会・ゴルフ同好会の開催も予定されております。幹事としての職務を精一杯全うする所存ですので、引き続きのご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。
クラブ奉仕委員長 中 恒夫
本年度空門会長のテーマであります「信頼・尊敬・思いやり」を掲げられ、半年が過ぎました。前期には会員増強委員会、戦略委員会の御協力のもと、大川会員、田中会員の二人が入会されました。新入会員歓迎会も行われ、会員相互の親睦もふかめられております。他の四大奉仕委員会については、社会奉仕委員会での遊器具の寄贈で地域社会への貢献と公共イメ-ジ向上につながっています。他の委員会もそれぞれの分野で事業を推進されております。残り半年間残りの事業も、会員一人一人が力を抜くことなく、クラブの活性化にご尽力いただけます様に、お願い申し上げます。
職業奉仕委員長 西山 潤一
職業奉仕委員会では、前期に目ぼしい事業はございませんでしたので、後期の事業 についてお話させていただきます。後期は、1 月 21 日に職業奉仕情報集会を行います。「職業奉仕とは何か?」を、皆様へ自分なりにお話させていただければと考えております。また、昨年から四條畷学園中学校で始めた出前授業を 3 月 3 日(月)に行われます。講師をお 願い致しました皆さまにはお忙しいところ快くお引き受けいただきましたこと御礼申し上げます。さらに、職業奉仕委員 会の事業である春の家族会ですが、大勢の方が参加をして頂けるよう打ち合わせ等していきたいと思います。
社会奉仕委員長 中崎 諭
前期の社会奉仕委員会といたしまして、発達支援センターへの運動会・夏まつり・クリスマス会への参加・市民まつり実行委員会への出席・交通安全週間啓発活動では多くの会員の皆様に参加していただき感謝しております。赤い羽根バッチ募金では会員の皆様にご協力していただきました。地区補助金事業では野崎保育所への遊具寄贈プロジェクトも年明けに贈呈式を行う予定まで進んでおります。能登半島豪雨災害義援金のお願いでは、16 万円と多額の義援金をいただき、会員の皆様の温かいお気持ちを地区を通してお届けし、被災地のお役に立てたと思います。社会奉仕委員会といたしまして、会員の皆様にはお願い事ばかりでしたが、後期もご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
国際奉仕委員長 森脇 克弥
国際奉仕委員会の前期の事業としましては、11月16日、17日の2日間で、姉妹クラブである台北スワンシーロータリークラブと共同で【能登の子供たちに笑顔を】と題しまして、WCS事業を行いました。今年の1月1日に能登半島を震源としたマグニチュード7.6の大地震が発生し、能登半島に住む多くの方々が甚大な被害を受けることとなりました。震災で被災した方々に少しでも笑顔を取り戻してもらえるよう、何かできることはないかと震災以降、常々考えておりました。そんな時に【国境なき奉仕団】が『がんばろう能登 ひとりじゃないプロジェクト』という企画を計画しているというお話をお聞きしました。その企画に大変感銘を受け、WCS事業として台北スワンシーロータリークラブにもこの事業にご賛同いただき、両ロータリークラブでこの事業に共催させていただく運びとなりました。1日目の11月16日は前夜祭を行い、枚方中学校の子供たちと交流を行って頂き、2日目の11月17日はひらかたパークで存分に遊んで頂きました。バスの移動等でお疲れであったと思うのですが子供たち、そしてその親御さんたちが楽しそうに笑顔で遊んでいる姿をみて、本当に良かったなと心から感じることができました。二日間に渡る長時間の事業ではありましたがご参加いただきました会員の皆様には深く感謝申し上げます。
後期は2月4日に国際奉仕委員会の卓話、情報集会の開催、そして4月12日には台北スワンシーロータリークラブの方々をお迎えしての大阪・関西万博の開幕祭も予定しております。引き続き、会員皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。