皆さんこんにちは。
本日も例会にご参加いただき誠に有難うございます。本日はサイジュンアンさんに「留学を通して得た事や今後の展望」をテーマにお話をお聞かせ頂きます。蔡さんには米山奨学生として参加する最後の例会となりますが、ご卒業後もお時間があればオブザーバーとして例会にお越し頂ければ嬉しく思います。
さて3月は「水と衛生月間」となっております。当クラブでは過去に国際奉仕事業として、ミャンマー、ネパール、フィリピンなどの国で水環境を整えるプロジェクトを「現地ロータリークラブ」や「NPO法人国境なき奉仕団」と協同で行ってまいりました。
日本におりますと、世界各国の水環境というものがどのレベルにあるのか実感しにくいのですが、アジアやアフリカ諸国など、世界では水環境が整っておらず、不衛生な水によって子供たちが病気や死亡に至るなどの国・地域が未だに多くあります。我々が直接そういった国へ赴いて環境向上活動を行う事も可能ではありますが、地区やRIへの寄付を通じて、スケールメリットを活かした大きなプロジェクトを行う事で、世界の子供たちに安心・安全な飲料水を提供する事もロータリークラブの活動としては大きな成果を得られますし、ロータリーの存在意義も高まる事に繋がってまいります。
世界から貧困や飢餓を無くし、平和な世界を広げていく為には、我々は足る事を知り、感謝の気持ちを持って寄付を行うなど、何か少しでもロータリアンとして出来る事から率先して行動に移していかなければならないと思います。
それでは、本日の例会も皆様と共に、楽しく有意義なものとなります事を祈念申し上げ、本日の会長の時間とさせていただきます。