皆さんこんにちは。本日も例会にご参加いただき誠に有難うございます。
さて、本日は国際ロータリー第2660地区 IM第三組 塩谷ガバナー補佐と岩本ガバナー補佐エレクトにお越しいただいております。後ほどガバナー補佐にはご挨拶を頂戴し、例会後のクラブ協議会において本年度の地区方針などご教示いただきたいと思いますので、本日は宜しくお願い致します。また、米山奨学生のサイジュンアンさんにも例会にご参加いただき有難うございます。

 

さて、先週の8日に英国の女王エリザベス2世がご逝去されました。96歳、在位期間70年という永きに亘りイギリス国民の母親的存在として親しまれておられました。君主としては世界的に見ましてもフランスのルイ14世の72年と110日に次ぐ、史上2番目の長さだそうです。亡き女王のご冥福をお祈りするとともに、ご長男のチャールズ新国王のもと英国が発展され、世界の平和と安定に貢献されます事を期待するところです。
一方、我々日本に目を向けてみますと本年7月8日に安倍総理が奈良市で銃撃され、残念ながら凶弾に倒れました。憲政史上最長の8年8か月に亘る総理大臣在任期間、内政・外交での大きな実績、国際社会からの高い評価、選挙期間中の突然の蛮行による逝去、以上4つの項目を理由として、国葬を執り行う方針である事が岸田内閣において発表されました。内閣総理大臣経験者の国葬としては1967年に行われた吉田茂の国葬以来、約55年ぶりとなるのですが、国葬を執り行うか否かで議論が続けられております。
ここで問題となるのは我が国には現在、「国葬」を直接定めた法律が存在していないという事です。戦前は1926年に公布された「国葬礼」という勅令が根拠となっておったようですが、現行憲法の施行に伴い失効しております。ちなみに、吉田茂氏の時はいわば特例的に、法的根拠がないまま「国葬」を行う事が決まったそうです。

 

では今回の安倍総理の「国葬」を法律が無い中、どのようにして実施するのかといいますと、2001年に施行された内閣府設置法4条3項「国の儀式並びに内閣の行う儀式及び業務に関する事務に関する事」を法的根拠に、国が行う儀式として閣議決定で行うという見解であります。内閣法制局はこの条文を根拠に、「国葬」を国の儀式として閣議決定で実施できると説明しております。
当初はこれほどまでに反対の声は大きくなかったと思うのですが、コロナ対策や原油価格の高騰、急激な円安、旧統一教会と自民党との繋がりの根深さなど、国内の社会・経済環境が中々改善できない国民の不平不満が、自民党や岸田内閣に対する反発の声として噴出してきているように感じます。
こんな殺伐としたご時世ではありますが、私たちロータリアンは地域や国家、世界平和の実現に向けて、個性豊かな皆様と共に「協調しながら未来」へ共に歩んでまいらなければなりません。
本日の例会も皆様との友情が深まり、有意義な例会となります事を祈念申し上げ本日の会長の時間とさせていただきます。