こんにちは、
4月に入り桜も満開で温かくなってきました。今日は4月9日の大仏様の日についてお話します。実は奈良の大仏が作られた理由のひとつが感染症対策だった、というのをご存知でしょうか?大仏の制作が開始されたのは西暦745年。聖武天皇が位に付いていた8世紀前半、天平9年(737年)には、当時の政治の中枢にいた藤原武智麻呂・房前・宇合・麻呂の四兄弟が、当時猛威をふるっていた天然痘で相次いで死去したそうです。そのほかにも、天平時代は例年旱魃・飢饉が続いたり、天平6年(734年)には大地震で大きな被害があったり、社会が不安にさらされた時代であったそうです。

 

聖武天皇による東大寺大仏の造立には、こうした社会不安を取り除き、国を安定させたいという願いが背景にあったものと推測されています。目に見えない感染症への、どうしようもない思いは、日本だけではなかったようです。海外でも昔からマラリア、コレラ、チフス、天然痘、結核で死亡する人は多く、黒死病とも呼ばれたペストに至っては、14世紀のヨーロッパ人口の3分の1を死に至らしめたと言われています。

 

細菌やウイルス等感染症の原因が判明していなかった時代は、病気の流行は神の怒りや誰かの祟りであり神にすがるほか、魔女の仕業と思われると魔女狩りが行われるなど、予防や治療などもありませんでした。
未知の事柄について、誰かのせいにしたり、犯人捜しが起きていたようです。まさに、当時、感染症は人智を越えた恐るべき存在であり、神や魔法使いの仕業とれていたことがうかがい知れます。昔は神仏等に頼らざるをえなかった感染症対策ですが、科学が発達した現在は(まだ未知の感染症もありますが)幸いなことに原因や感染経路が解っているものが多いことから、感染症の対策を行うことも可能になりました。
感染症対策の基本は早期発見、早期対処を行うことで感染の拡大を抑止することです。現代でも、感染症が発生したら、犯人捜しが起きてしまうことがあります。感染させた人を悪者にすることがあります。
ですが、感染症は、誰しも感染源となりうるという謙虚な姿勢で、善悪ではなく、感染症をみんなで押さえ込むために、皆さんが感染症にうつらない・かかってもうつさないという気持ちで日常を生活することが大切だと思います。

 
 

奈良の大仏の右手の意味 [奈良の大仏の特徴]
仏像には、独特の手の形があります。これを手印と呼びます。
奈良の大仏様は、2つの手印を組み合わせています。
奈良の大仏の右手は施無畏(せむい)と呼ばれる形です。

 


施無畏(せむい)は、手を上げて手の平を前に向けた印相です。
これは、「恐れなくてよい」と相手を励ますサインです。
奈良の大仏様は、右手で私たちを励ましていたのです。
ちなみに、左手は与願印(よがんいん)と呼ばれる形です。

 


手を下げて手の平を前に向けています。
相手に何かを与える仕草を表しています。
あなたの願いを叶えてあげますよと、手の形で示しているのです。
この2つを組み合わせた手の形を施無畏与願印(せむい よがんいん)と言います。
これが奈良の大仏様の印相です。
右手を施無畏印、左手を与願印にしています。

 


奈良の大仏様のように、坐像の場合は、左手の平を上に向け、膝上に乗せています。
奈良の大仏様は、優しく、おそれなくて良いよ!なんでも願いを叶えてあげるよ!
と、私達に語りかけているのです。
優しい仏様なのです。

 

さて、ロ-タリ-クラブでの事業ですが、4月の大東中央ロ-タリ-クラブとの合同例会も中止になりましたが、当クラブ単独でZOOM例会か、通常例会を行います。5月には大阪城北ロ-タリ-クラブの45周年記念式典が行われます。当クラブより私と幹事で参加する予定です。新型コロナ変異株BA2から最近イギリスではXEタイプが感染拡大しています。
日本では、水際対策を行っている様ですが、まだまだ安心できません。会員の皆様におかれましては、おきおつけ頂います様お願い申しあげまして会長の時間といたします。